2013年9月1日日曜日

水分の摂り過ぎには気をつけましょう



皆さんこの暑い夏、どうお過ごしいたしますか?

夏は海水浴、花火、お祭り、プールetc...外出して娯楽を楽しむことは多くなると思います。
そして、それに伴うのが「水分補給」。暑い夏に体を動かしていると汗をかき、喉がカラッカラになるのは必然的です。

皆さんは、暑いとついつい飲み物を飲みすぎてしまうことってありませんか?
今回は、「水分の摂り過ぎ」の危険性についての記事を書こうと思います。



2007年、米国のラジオ局が主催した水飲み大会に出場した28歳の女性が、短時間で7.5リットルの水を摂取した直後に死亡する事故が起きた。遺族はラジオ局を相手に裁判を起こしていたが、このほど裁判でラジオ局の過失が認められ、賠償金の支払いを命令。その額は約1,650万ドル(約15億円)に上るという。
引用元 : 「Wii」が賞品の水飲み大会で帰らぬ人に、裁判で15億円の損害賠償命令-ナリナリドットコム

上記は、米カリフォルニアにて行われた、ゲーム機を賞品とした「トイレに行かずにどれだけ水が飲めるか」を競う大会で起きた事故のものです。

参加した28歳の女性は3時間の間に7リットルもの水を飲んだ後帰宅し、数時間後亡くなってしまったそうです。
死因は「水中毒」だそうで、水の飲み過ぎの恐さが良く理解できる事故です。

ちなみに、尿や汗などで体から排出される水分量は、1日に2リットル〜2.5リットル、代謝水(食物の栄養素が代謝されて生じた水のこと)は1日に1リットルほどで、皆さんが自発的に摂取すべき水分量は、およそ1リットル〜1.5リットルとなります。
亡くなってしまった女性は、その何倍もの量を短時間で摂取したことが死への直接的な原因となってしまったわけです。

これは極端な例だと思いますが、「水中毒」という症状が存在するということ、そして水分の摂り過ぎの危険性を物語っていますね。

しかし、極端な例とは言っても忘れてはならないのが、自分も同じ立場になってしまう可能性もあること。
それを忘れずに、楽しい夏を過ごしましょうね!