2013年9月1日日曜日

キソウテンガイという植物が存在するけど、容姿も奇想天外だった!



"キソウテンガイ"という何とも珍しい名前を持った植物が存在するらしい。実際に写真などは見たことが無かったので調べてみた。

ウェルウィッチア(学名:Welwitschia mirabilis)は、グネツム綱グネツム目ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属に属する1科1属1種の裸子植物である。和名はサバクオモト(砂漠万年青)やキソウテンガイ(奇想天外)と呼ばれる。引用元 : ウェルウィッチア-Wikipedia
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雌雄異株で、雄花序(雄花が集まったもの?)には1.5cm〜4cmのたくさんの雄花がつきます。
※上の写真は雄花序のもの。photo credit: D.Eickhoff via photopin cc

オーストリアの探検家フリードリヒ・ヴェルヴィッチュ(ウェルウィッチとも言うそうです)によってアンゴラの砂漠で発見されたそうですが、発見されたのは1859年9月3日ということでドラえもんと同じ誕生日ですね。ちなみに寿命は1000年以上。

ラフレシアオオオニバスと並んで世界三大珍植物とされており、また、絶滅危惧種にも指定されているということで驚きです。
種子の状態から発芽し、そこから再び種子をつけるまでの時間が25年もかかるそうで、希少なことには納得。こんな希少な植物を盗む人が日本にいたそうで、残念でなりません。

s_medium_634561598photo credit: Arenamontanus via photopin cc

上の画像は上からラフレシア、オオオニバスのもの。

名前も容姿も奇想天外なキソウテンガイ。以下のサイトにて種子として販売されていますので、「育ててみたい!」とお考えの方は購入してみてはどうでしょうか?
[奇想天外]ウェルウィッチア・ミラビス(Welwitschia mirabilis)種子5個|WORLD PLANTS MARKET

アイキャッチ画像クレジット : photo credit: NH53 via photopin cc